ヘッドライト・テールランプなどにキズをつけないよう、マスキングテープでガードします。
コーナーセンサーを取外します。
細かめのサンドペーパーで擦りキズ部分を削り、滑らかにしていきます。深めの傷にはパテを塗り乾燥後、研磨します。下塗り塗装のサフェーサーを塗装します。
サフェーサーを塗ることにより、パテ整形時についた粗めのサンドペーパーの傷を埋めます。またサフェーサーには防水の効果などもあります
下塗り塗装のサフェーサーの乾燥硬化後、細かめのサンドペーパーで削り、最終的な塗装面を出します。
塗装する部分を清掃し、汚れやアスファルトのピッチタールなどを取り除きます。
塗装面に非常に細かいキズをつける「足付け」をします。
「足付け」することにより、上塗りした塗料が細かいキズに入り込み、しっかりと密着します。
「足付け」が不十分だと、後で塗装の剥がれなどの原因となります。
地味ですが大切な工程です。余分なところに塗装がかからないようにするためのマスキングをします。
この後、最終的な「脱脂」をし、油分などを取り除き、上塗りに入ります。
上塗り塗装が終了したら塗装の乾燥硬化後、磨きます。
上塗り塗装は、ゴミ・ホコリがつかないよう「塗装用ブース」の中で行います。
ですが、全くホコリがつかないわけでもなく、多少は細かいホコリがついてしまいます。
上塗り塗装の乾燥硬化後、ホコリの小さな凸を非常に細かいサンドペーパーで削り落とし、その後コンパウンドで研磨します。
磨きも終り、ピカピカに完成しました。
高級車ですが本格的な塗装をするので仕上がりも問題ありません。前後で7万円弱で価格もだいぶ抑えられます。ディーラーで見積もると前だけでも交換で30~40万の見積もりが出そうです。自社で板金塗装をが出来るのでこの価格になります。